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ヴァンフォーレ甲府に補強禁止処分が出たのはなぜ?理由はマクーラの契約解除が原因?ジュビロ磐田の例とも比較検証!

  • FIFAが9月24日付で甲府に「新規選手登録禁止(登録ウインドウ3回)」を通告。
  • 処分は2027年冬の登録期間までで、理由は現時点で非公表nikkansports.com
  • 理由と噂されているのはFWマクーラの“予定より前倒しの契約終了”
    (当初は2025年5月31日までの期限付き2024年末で契約解除)。
  • MFヴァウ・ソアレスFWネーミアスの加入もあるが、問題はなさそう。
  • ジュビロ磐田も同じような処分を受けた

目次

ヴァンフォーレ甲府の補強禁止処分について

  • FIFA「Registration Ban List」への掲載により、甲府は今後3回の登録期間で新規選手を登録できない状態になったことが判明しました。

国内・国外、プロ・アマを問わず**「新規登録」が対象です。期間は2027年冬の登録期間まで**と報じられています(Jリーグの登録は冬・夏の年2回が基本)。

処分理由はFIFA・クラブともに公表していません。

報道でも「理由非公表」でした。


補強禁止処分された理由はマクーラの“契約解除”?

  • 甲府は2024年7月、マルタのグジラ・ユナイテッドFCからFWマクーラ2025年5月31日までの期限付きで獲得しました。

しかし**2024年11月15日付で「2024シーズン限りで期限付き移籍期間終了」**を公表。

引用:https://www.ventforet.jp/news/team/524294?utm_source=chatgpt.com

前倒しの契約終了=規約違反とは限りませんが、契約解除だったのでは?と言われています。

2025シーズンに新加入した選手

MFヴァウ・ソアレス(2025年4月加入発表)。

Jリーグ公式の加入告知以外に問題はなさそう。

FWネーミアス(2025年4月27日加入発表)。

前所属はポルトガル3部ヴィラヴェルデンセ

こちらも問題があった、という情報はありません。

ですので、2025年に加入した選手が原因、というのは考えにくいですね。


ジュビロ磐田の処分との比較

項目甲府磐田(2023)
公式の処分理由非公表(報道も理由不明)ファビアン・ゴンザレスの契約を巡る規約違反(タイのクラブとの契約が先に存在/不当解除を誘発と判断)
処分内容新規選手登録禁止:3ウインドウ2027年冬まで新規選手登録禁止:2ウインドウ(2023年冬・夏)。CASへの上訴は棄却
例外(甲府の公式見解は現時点で未公表)ユース→トップの登録区分変更レンタルバック対象外。のちにU-15のユース新規登録は可であることが判明。
実際の補強対応(これから)ユース昇格やレンタル復帰を活用し、戦力維持。

「補強禁止」でもできること

※最終的にはFIFAの通達文面JFA/Jリーグの適用運用クラブ公式の告知が基準になります。

以下はFIFAの規定・通達磐田の公式発表に基づく例となります。

  • (A)新規“契約”は締結できるが、処分中は“登録”できない(=出場不可/登録解禁まで待機)。
    FIFAサーキュラー1843の解釈:「登録禁止は登録行為を止めるもので、契約締結自体を禁止しない」。
    引用…lawinsport.com
  • (B)クラブ内の“登録区分変更”は対象外:例)ユース→トップへの昇格ジュビロ磐田での例
  • (C)レンタルバック(期限付き移籍の満了復帰)は対象外ジュビロ磐田での例
  • (D)アカデミー関連の特例:2023年のFIFA通達で「U-15のユース新規登録」は可。
  • (E)既存選手の契約延長・更新:一般に**“新規登録”に該当しないため継続可能

逆に**“新たに外部から選手を登録する行為”**は一切できません(国内外・プロアマ問わず)。


甲府の対応策として考えられること

  • レンタル中選手の復帰:満了復帰は登録禁止の対象外。戦術とポジション補完を優先して復帰させる。
  • ユースからの昇格:トップで計算できる即戦力候補を選びあげる
  • 既存主力の契約延長を最優先:流出を防ぐことが最大の“補強”。(一般に契約更新は可能
  • 将来の“仮契約”:解除後に登録できる内定・プレ契約はルール上可能(ただし登録は解禁後)。

甲府の現有戦力 × レンタル中の選手から「戻せる戦力/ユース昇格で補強」についての考察


現有戦力(2025シーズン)

GK

  • 河田晃兵
  • 石川慧
  • イ・ミンギ
  • 東ジョン

DF

  • 井上樹
  • 孫大河
  • 山本英臣
  • 一瀬大寿
  • 小出悠太
  • 佐藤恵介
  • エドゥアルド・マンシャ

MF

  • 小林岩魚
  • 荒木翔
  • 鳥海芳樹
  • 熊倉弘達
  • 田中雄大
  • 林田滉也
  • 土屋巧
  • 柏好文
  • 遠藤光
  • ヘナト・アウグスト
  • 平塚悠知
  • 佐藤和弘
  • 米陀大洋
  • 松山北斗
  • 保坂知希
  • ヴァウ・ソアレス

FW

  • 三平和司
  • ミカエル・ドカ
  • 大島康樹
  • 内藤大和
  • ネーミアス
  • マテウス・レイリア

期限付き移籍中(=“戻せる可能性がある”)選手と契約期間・ポジション

「期限付き移籍中選手」欄に記載の6名(所属先は公式掲載のまま)。

選手立場/期間現所属ポジション
大和優槻2026/1/31までの期限付 FC琉球DF(187cmのCB/DF)
野澤陸2025/2/1–2026/1/31へ延長FC岐阜DF(CB)
山内康太2025/2/1–2026/1/31鹿児島UFCGK
水野颯太2025/1/31まで岩手→その後は高知高知UFW(WG/CF)
飯島陸2026/1/31福島UFW(166cm)
村上千歩2025/8/18–2026/1/31AC長野FW

補強禁止中でも「レンタル満了の復帰」は“新規登録ではない”扱いの前例があります。よって満了で戻すことが補強案としては現実的かもしれません。


ポジション別・人数感と“足りなくなりやすい所”

  • CB/左右SB
    山本英臣の稼働状況・連戦耐性を見つつ、長身CBと守備的SBの枚数が必要
    大和(DF)・野澤(CB)は高さと対人の補完に最適。
  • GK:すでに4人体制。**山内(GK)の即時帰還は“非常時のみ”**での良さそう。
  • 前線(WG/CF)ネーミアス/マテウス・レイリア/ミカエル・ドカ/大島/内藤で枚数は揃ってる。

    飯島・村上・水野の復帰は負傷者が出た際に検討?

「誰を戻すか」

最短の満了組(2026年1月末に一斉復帰可能)

  • 大和優槻(DF)復帰最優先。187cm・対人/空中戦の補完。
    CB2nd/3rdとして計算。
  • 野澤陸(CB)大和に次いで優先度高。右利きCB。
  • 山内康太(GK):GKに放出・長期離脱が出た場合に復帰候補になるか。
  • 飯島陸(FW):スピードとカウンター適正あり。
  • 村上千歩(FW):CF/右WG。PA内での合わせと前からの守備でローテ候補。
  • 水野颯太(FW):WG/CFのストレッチ走と背後狙い。負傷者発生時に復帰検討か。

「どこをユース昇格で補うか」

登録禁止下でもユース→トップの区分変更対象外のはず。

人選は直近の出場実績・体力テストの結果を前提として決めました。

昇格させるターゲット(役割と人数)

  • RSB/LSB(上下動量のあるワイドDF)×1–2名
    3バック/4バック両用。対人>クロス対応>運搬の順で評価。
  • CB(U-18の長身CB)×1名
    空中戦/カバーリング特化。大和・野澤復帰までの練習帯同→出場導線を作る。
  • ボランチ(運動量型+配球型)×各1名
    上の世代と混ぜた守備局面の判断トレーニングを優先。
  • WG/SH(縦突破型)×1名
    トップは枚数多いが、週中連戦のターンオーバー要員として帯同

既に保坂知希はトップ昇格済み。

次の“即戦力候補”をRSB/CB/運動量型ボランチから選ぶ方針か。


まとめ

いずれにしても、公式発表がないことには理由も不明ですし、甲府側の動きも不透明です。

考察はしてみましたが、磐田の前例と異なる点もあるかもしれません。

詳しくわかり次第、更新しようと思います。

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